マレーシアへの譲渡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 00:38 UTC 版)
「名鉄キハ8500系気動車」の記事における「マレーシアへの譲渡」の解説
「やすらぎの郷 会津村」に展示されていたキハ8502とキハ8503は、マレーシアのサバ州立鉄道に譲渡されることが決定し、2015年8月半ばに会津からマレーシアに向けて、トレーラーに積載されて出発した。同年9月にクアラルンプール港に到着し、キハ8502から修復作業が開始された。 2016年2月にエンジン復旧・車体改装の改修工事が完了し、同年3月に日本の専門家の最終点検も完了した。カラーリングが青と水色、灰色の三色で塗り分けられている以外は名鉄時代から大きな改造箇所はない。また、内装についてもLED表示が禁煙プレートに差し替えられている以外ではほとんど変化がない。点検完了後は正式譲渡され、車番は「8502」を引き継いで塗装に明記されている。 2016年10月17日から「Kelas Pertama」(マレー語でファーストクラスの意味)と呼称する急行列車として、1両をターンテーブル利用で1日1往復運行している。2017年からは2両編成での運行が開始された。
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