マルコーニの名を冠した地名など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 02:38 UTC 版)
「グリエルモ・マルコーニ」の記事における「マルコーニの名を冠した地名など」の解説
イタリアのボローニャ空港は、グリエルモ・マルコーニ空港(Aeroporto Guglielmo Marconi)とも呼ばれている。また、ボローニャ市内にはマルコーニの名を冠した通りがある。 マルコーニの邸宅ヴィッラ・グリッフォーネ (it:Villa Griffone) があったボローニャ近郊の町サッソは、1938年にサッソ・マルコーニと改称された。サッソ・マルコーニには、マルコーニの墓所とマルコーニ博物館 (it:Museo Marconi) (ヴィッラ・グリッフォーネ)がある。 1903年、マルコーニはカナダのモントリオールでマルコーニ無線電信会社を創業。1925年にカナディアン・マルコーニ社に改称。1953年、イングリッシュ・エレクトリックに買収された。なお、同社は2001年にCMC Electronics Inc.となった。マルコーニ社は、カナダ、アイルランド、ニューファンドランド、アメリカ合衆国、イギリスで初期の商用無線局を運営していた。 パークス・カナダはマルコーニの業績を伝えるため、Marconi National Historic Site of Canadaを作った。 中国の香港 九龍塘にはマルコーニ(馬可尼)通りと呼ばれる通りがあり、亜州電視や無綫電視といった放送局が集まっている。 マサチューセッツ州のケープコッドにマルコーニがアメリカ合衆国から初の大西洋横断無線通信を行った場所があり、その付近の海岸がMarconi Beachと呼ばれている。 ニュージャージー州サマセットには、かつてマルコーニの無線局があり、1918年ウッドロウ・ウィルソン大統領が十四か条の平和原則のスピーチをそこから発信した。現在、そこはGuglielmo Marconi Memorial Plazaとなっている。 イタリア国内には「グリエルモ・マルコーニ広場(Piazza Guglielmo Marconi)」と名付けられた広場がローマ、ヴェルナッツァ、バニョーロ・ディ・ポー、ピニョーネなどにあり、「グリエルモ・マルコーニ通り(Via Guglielmo Marconi)」ないしは「グリエルモ・マルコーニ大通り(Viale Guglielmo Marconi)」などと名付けられた通りにいたっては枚挙にいとまがないほど存在する。
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