マルコ・ロドリゲスとは? わかりやすく解説

マルコ・ロドリゲス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 17:16 UTC 版)

マルコ・ロドリゲス
Marco Antonio Rodríguez
個人情報
フルネーム マルコ・アントニオ・ロドリゲス・モレノ
Marco Antonio Rodríguez Moreno
誕生日 (1973-11-10) 1973年11月10日(50歳)
出身地 メキシコ
メキシコシティ
他職業 体育教師
国内
リーグ 役割
1997–2014 リーガMX 審判員
国際
リーグ 役割
2000–2014 FIFA登録 審判員

マルコ・ロドリゲス(Marco Rodriguez, 1973年11月10日 - )は、メキシコ出身の元サッカー審判。フルネームはマルコ・アントニオ・ロドリゲス・モレノ(Marco Antonio Rodriguez Moreno)。母国語であるスペイン語に加え、英語も使用できる。

来歴

1997年に審判資格を取得し、2000年に国際サッカー連盟 (FIFA) に国際審判員として登録される。FIFAワールドカップ2006年ドイツ大会2010年南アフリカ大会2014年ブラジル大会の3大会連続で主審を担当。特に、自身の最初で最後となる決勝トーナメント担当となる準決勝・ブラジルドイツ(ドイツがホスト国ブラジル相手に7-1の大勝を収め、俗に「ミネイロンの惨劇」と称された試合)で主審を務めた[1]

試合中にカード(イエローカード・レッドカード)を出すことを厭わないといわれており[2]、2006年ドイツW杯ではシリル・ドモロー英語版コートジボワール)とアルベルト・ナジセルビア・モンテネグロ)に、2010年南アフリカW杯ではティム・ケーヒルオーストラリア)とマルコ・エストラーダ英語版チリ[3]にいずれもレッドカードを提示した。一方で、2014年ブラジルW杯ではグループDイタリアウルグアイでイタリアのクラウディオ・マルキジオを一発退場にした[4][5][6]一方で、ウルグアイのルイス・スアレスによる、いわゆる「噛みつき事件」を見逃した(しかもこのプレーにイタリアの選手が抗議している間にウルグアイが決勝点を挙げた)[7][8][9]として批判を浴びた。

ブラジルW杯終了後の2014年7月16日、審判からの引退を発表した[1]

挿話

たとえ不鮮明な写真などでも、非常に太くて黒い眉が特徴的で人の印象に残りやすい。また、その黒い眉のせいもあり少し離れて眺めると目の回り広範囲が黒く落ちくぼんでいるように見える顔だちで、その風貌から地元メキシコではチキドラキュラ("Chiquidracula" チキはスペイン語で「小さい」「チビの」の意。つまり“小さいドラキュラ”)のあだ名で親しまれている。

出典

  1. ^ a b “El mexicano, Marco Antonio Rodríguez anuncia que se retira del arbitraje”. ESPN. (2014年7月16日). https://espndeportes.espn.com/news/story/_/id/2135683/el-mexicano-marco-antonio-rodriguez-anuncia-que-se-retira-del-arbitraje 2021年7月24日閲覧。 
  2. ^ Cristian dice (2009年1月15日). “Marco Antonio Rodríguez vuelve a pitar un Mundial | Palco Deportivo”. Palcodeportivo.mx. 2012年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月15日閲覧。
  3. ^ Fox Sports (2014年5月21日). “Chile helps cement South American dominance at 2010 World Cup”. Fox Sports. 2014年6月12日閲覧。
  4. ^ The referee ruined the game' – Prandelli blasts Marchisio red card after Italy exit”. 2014年6月27日閲覧。
  5. ^ “Italy manager Cesare Prandelli tenders resignation as nation rages over exit”. The Guardian. (2014年6月24日). https://www.theguardian.com/football/2014/jun/24/italy-manager-cesare-prandelli-resignation-italy-rages-exit 
  6. ^ Furious 10-man Italy crash out”. Football Italia (2014年6月24日). 2015年6月10日閲覧。
  7. ^ De Menezes, Jack (2014年6月24日). “Luis Suarez bite: Uruguay striker accused of biting Giorgio Chiellini in latest controversy during World Cup clash”. The Independent. https://www.independent.co.uk/sport/football/worldcup/luis-suarez-bite-uruguay-striker-accused-of-biting-giorgio-chiellini-in-latest-controversy-during-world-cup-clash-9560650.html 2014年6月24日閲覧。 
  8. ^ Suarez at centre of new biting row as Uruguay progress”. ESPN (2014年6月24日). 2014年6月24日閲覧。
  9. ^ Ogden, Mark (2014年6月24日). “Italy 0 Uruguay 1”. BBC Sport. 2014年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月25日閲覧。

マルコ・ロドリゲス

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七つのマーブル」の記事における「マルコ・ロドリゲス」の解説

テロ組織鮮血救世主実行部隊リーダー

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