ロベルト・ロセッティとは? わかりやすく解説

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ロベルト・ロセッティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/10 06:30 UTC 版)

ロベルト・ロセッティ
個人情報
フルネーム Roberto Rosetti
誕生日 (1967-09-18) 1967年9月18日(56歳)
出身地 イタリア
ペチェット・トリネーゼ
国内
リーグ 役割
1994–1997
1997-2010
セリエC
セリエAおよびB
審判員
審判員
国際
リーグ 役割
2002-2010 FIFA 審判員

ロベルト・ロセッティ(Roberto Rosetti, 1967年9月18日 - )は、イタリアペチェット・トリネーゼ出身のサッカー審判員である。

イタリア語英語フランス語を話すことができる。対話型の審判として知られ、試合の序盤では笛を吹くたびに選手に声をかけて判断基準を示す[1]。イタリア北部のクラブであるインテルACミランに甘いとして、中部のクラブであるASローマフィオレンティーナのファンから批判されることがある[1]

経歴

セリエC、セリエBの審判を経て、1998年4月19日にナポリサンプドリア戦でセリエAデビュー。2006年から2009年まで4年連続でセリエA最優秀審判賞を受賞している。受賞回数はピエルルイジ・コリーナの7回に次いで2位である。

2002年1月11日にチュニジアカメルーン戦で国際大会デビューし、その後FIFAコンフェデレーションズカップFIFAワールドカップUEFAチャンピオンズリーグUEFA欧州選手権FIFAクラブワールドカップなど数多くの国際大会で主審を務めている。

2009年には、ベルギーで製作されたドキュメンタリー映画、「レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏」に出演した[2]

2010 FIFAワールドカップ、決勝トーナメント1回戦、アルゼンチンメキシコ戦でオフサイドであったカルロス・テベスのゴールを認める誤審をしてしまい、FIFAのゼップ・ブラッター会長がメキシコに陳謝することとなった[3]。帰国の途についた彼はその後現役を引退しセリエBで後進の指導にあたることを明らかにしている[3]

2006 FIFAワールドカップ

ドイツW杯では、グループリーグ3試合と決勝トーナメント1試合で笛を吹いた。

UEFA欧州選手権2008

UEFA欧州選手権2008では、グループリーグ2試合と決勝トーナメント2試合で笛を吹いた。

2010 FIFAワールドカップ

南アフリカW杯では、グループリーグ1試合と決勝トーナメント1試合で笛を吹いた。

脚注

  1. ^ a b footballista、ソルメディア、2010年6月24日号、26頁
  2. ^ 映画『レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏』公式サイト
  3. ^ a b テベスのオフサイド見逃した「誤審」レフェリーが引退”. 産経新聞 (2010年7月9日). 2010年7月10日閲覧。



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