マメダオシとは? わかりやすく解説

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まめ‐だおし〔‐だふし〕【豆倒】

読み方:まめだおし

ヒルガオ科一年生寄生植物。畑などに生え、つる状ので他に巻きつき、はない。夏から秋、白い小花群生する種子漢方菟糸子(としし)といい、強壮にする。大豆寄生して害を与えことがある


豆倒

読み方:マメダオシ(mamedaoshi)

ヒルガオ科一年生寄生つる草薬用植物

学名 Cuscuta australis


マメダオシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/05 22:10 UTC 版)

マメダオシ
マメダオシ
保全状況評価[1]
絶滅危惧IA類(CR)環境省レッドリスト
2007年以降の環境省レッドリストから絶滅危惧IA類に指定
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : 真正キク類 I euasterid I
: ナス目 Solanales
: ヒルガオ科 Convolvulaceae
: ネナシカズラ属 Cuscuta
: マメダオシ C. australis
学名
Cuscuta australis R.Br.
和名
マメダオシ

マメダオシ(豆倒し、学名Cuscuta australis)は、ヒルガオ科ネナシカズラ属に分類される一年草の一種。ダイズによく寄生して枯らすことから、この名がある[2]

特徴

マメ科などの植物に寄生する一年生のつる植物。蔓は細くて黄色く、宿主植物に巻き付く。花序は短く、花冠が約2mmの小さな白い花をつける。花期は、7-10月である。花は柄がなくて数個を束生し、花冠は五裂する。 直径3mmの球形の蒴果をつけ、熟すと不規則に裂ける。[2]

分布と生育環境

日本を含む東アジアオーストラリアに分布する。海岸や陽当たりの良い草地に生える。

分類

日本には同属の種が5種あり、中ではネナシカズラがもっとも普通である。本種はこの種に比べて蔓が遙かに細く、その色が黄色いことで区別できる。ただし、クロネナシカズラやアメリカネナシカズラはその点では似ており、区別は花の細かい構造を見る必要がある。

保全状況評価

絶滅危惧IA類(CR)環境省レッドリスト

2007年以降の環境省レッドリストから絶滅危惧IA類に指定されている[1]

脚注

  1. ^ a b 植物I(維管束植物)のレッドリスト新旧対照表 環境省 2012年
  2. ^ a b 野に咲く花(1989)

参考文献

  • 林 弥栄・平野隆久 『野に咲く花』 山と渓谷社〈山渓ハンディ図鑑〉、1989年、187頁。ISBN 978-4-635-07001-0
  • 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他『日本の野生植物 草本III 合弁花類』,(1981),平凡社

外部リンク



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