マニピュレイションシステム装着型MS-06(ザクII)
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「作業用ザクII」の記事における「マニピュレイションシステム装着型MS-06(ザクII)」の解説
マニピュレイションシステム装着型MS-06(ザクII)は、雑誌「B-CLUB」66号(1991年5月発行)に登場する作業用MS。正規の型式番号は不明だが便宜的にMS-06MPと呼称されている。 一年戦争末期、宇宙空間での作業用に既存のザクIIと作業用ポッドを組み合わせて開発された。 ランドセル部分から4本のマニピュレーターが(2本は肩の上、2本は脇の下を通って)前に突き出している。マニピュレーターはザクII本来の腕より長いが華奢で指の数も少なく(上のマニピュレーターは指2本、下のは3本)、精密作業専用とされている。2人乗りで、マニピュレーター操作員は胸部(イラストでは左胸だが、説明文には右胸と書かれている)から張り出して設けられた、ユンボの運転席のような窓の付いたボックスに入り、目視しながら操作する。 生産数はわずか3〜4機しかなく、全機がソーラ・レイの改造作業に投入されている。 この機体については、その後発行された書籍に掲載されていなかったが、2011年発行の『モビルスーツ全集3 ザクBOOK』(双葉社)に画稿が掲載されている。『機動戦士ガンダムMS大全集2013[+線画設定集]』において、本機は「F91 MSV」に分類されている。
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