マツダスタジアム使用制限関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:46 UTC 版)
「全国高等学校野球選手権広島大会」の記事における「マツダスタジアム使用制限関連」の解説
マツダスタジアムは、全面天然芝で芝生の保護・管理が必要であることから、同球場の指定管理者である広島東洋カープ球団は使用日数に制限を設けている。 2009年 開会式と直後の開幕2試合、ならびに決勝戦と閉会式の3試合のみの使用となった。旧広島市民球場の様に多くの試合を開催出来ず、会場不足が懸念されたが、当初予定されていた2008年度末の解体が延期されたため、2009年は20試合近くが旧市民球場で開催出来、会場不足は解消された。 2010年 開会式と直後の開幕2試合、ならびに準決勝・決勝と閉会式の5試合のみの使用となった。加えて、旧広島市民球場が2009年度末を持って完全閉鎖・解体(スタンドの一部は保存)されることから、広島市内での開催が事実上コカ・コーラウェスト野球場(現:コカ・コーラボトラーズジャパン野球場)だけとなり、大会運営に支障をきたすとして、マツダスタジアムでの試合数増加を検討するよう広島市、カープ球団に求めた。なお、この年も解体・閉鎖が延期されたことを受けて、2010年5月1日-7月31日までの予定で旧市民球場の使用再開を決めた。このため、2010年度の本大会開催へ向けて調整を進める方針となった。 2011年 開会式と1回戦ならびに準決勝・決勝と閉会式の7試合のみの使用となった。この大会から旧広島市民球場が使用できなくなったが、当球場での開催試合は微増に留まったため、県内各地の他球場での開催試合を増やすことで対応した。 2012年 コカ・コーラウエスト野球場(現:コカ・コーラボトラーズジャパン野球場)に代わり、初めて準々決勝2試合でも使用された。その他は、開会式と1回戦ならびに準決勝・決勝と閉会式で使用。 2013年 現時点で唯一、3回戦と4回戦でも使用されている大会であるものの、広島東洋カープの試合日程との兼ね合いから、初めて準決勝・決勝と閉会式がしまなみ球場での開催となった。 2014年・2015年 開会式と直後の開幕戦1試合のみに縮小され、準決勝・決勝と閉会式はしまなみ球場で開催。 2016年・2017年 開会式と直後の開幕戦1試合、ならびに決勝と閉会式の2試合のみの使用となる。 2018年 開催なし。 組み合わせ抽選の時点では、開会式と直後の開幕戦(宮島工vs盈進)および決勝と閉会式で使用する予定であったが、平成30年7月豪雨による災害の影響で大幅な日程変更となり、広島東洋カープの試合日程との兼ね合いもあって、マツダスタジアム開場以来初の開催なしとなる。 なお、開会式は規模を縮小して三次きんさいスタジアムで開催し、直後の第1試合(広陵vs千代田)が事実上の開幕戦となった。準決勝・決勝と閉会式はしまなみ球場で開催。 マツダスタジアム開催試合数年度1回戦2回戦3回戦4回戦準々決勝準決勝決勝2009年 2 0 0 0 0 0 1 2010年 2 0 0 0 0 2 1 2011年 4 0 0 0 0 2 1 2012年 3 0 0 0 2 2 1 2013年 1 0 2 2 2 0 0 2014年 1 0 0 0 0 0 0 2015年 1 0 0 0 0 0 0 2016年 1 0 0 0 0 0 1 2017年 1 0 0 0 0 0 1 2018年 0 0 0 0 0 0 0
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