マスターピーシズ・バイ・エリントンとは? わかりやすく解説

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マスターピーシズ・バイ・エリントン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/15 08:29 UTC 版)

『マスターピーシィズ・バイ・エリントン』
デューク・エリントンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1950年12月18日12月19日 コロムビア30番街スタジオ
ジャンル ジャズ
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース George Avakian
専門評論家によるレビュー
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デューク・エリントン アルバム 年表
Great Times!
(1950年)
マスターピーシィズ・バイ・エリントン
(1951年)
ハイ・ファイ・エリントン・アップタウン
(1952年)
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マスターピーシィズ・バイ・エリントン』(Masterpieces by Ellington)は、アメリカ合衆国ジャズピアニストビッグ・バンド・リーダーであるデューク・エリントンが、ビッグ・バンド編成で録音して1951年に発表した、12インチLP形態による初めてのアルバムである。

解説

デューク・エリントンは、SPレコードが主流であった1930年代から、長時間録音の試みを行なってきたが、彼が所属するコロムビア・レコードが、Hi-Fi録音技術の発達と共に1948年6月にLPレコードを開発したのを期に、エリントンは、1950年に自身の作品に新たにコンサート・アレンジを施し、アルバム制作に臨んだ。録音は同年12月18日と19日に行なわれ、往年の代表曲に、1948年に書かれた「刺青の花嫁」を加えた4曲が主要メンバーのソロ演奏を多く含んだ、1曲が約10分以上にも及ぶ長尺の演奏でモノラル収録された。このアルバムに参加している楽団メンバーには、長期間在籍している充実した面々が揃っていたが、翌年の1951年には何人かの主要メンバーが退団する。特に、ドラマーのソニー・グリアにとっては、これがエリントン楽団での最後の演奏となった。

このアルバムは、デューク・エリントンの記念すべき最初のLPであると同時に、その優れた演奏内容から、デュークの1950年代を代表するアルバムのひとつに数えられている。

収録曲

括弧内は作者

  1. ムード・インディゴ - "Mood Indigo" (A.Bigard-Ellington-Mills) - 15:26
  2. ソフィスティケイテッド・レディ - "Sophisticated Lady" (Ellington-Parish-Mills) - 11:28
  3. 刺青の花嫁 - "The Tatooed Bride" (Ellington) - 11:41
  4. ソリチュード - "Solitude" (Ellington-Delang-Mills) - 8:24

演奏者

主な発売記録





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