マザークィーン【マザークィーン】(観賞樹)
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登録番号 | 第12372号 |
登録年月日 | 2004年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | あじさい | |
登録品種の名称及びその読み | マザークィーン よみ:マザークィーン |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 園木正広 | |
品種登録者の住所 | 福岡県久留米市大橋町合楽489番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 園木正広 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「サンセット」に「センセーション」を交配して育成されたものであり、花形は普通咲きで中間型、花色は鮮紫ピンクにピンク白の覆輪が入る鉢物向きの品種である。樹形は開張性、枝の太さ及び節間長は中、新梢の色は淡緑、枝の斑点の多少は中、色は黒紫、前年枝の色は灰褐である。葉身全体の形は楕円形、先端の形は鋭尖形、基部の形は円形、葉縁の形は鋭鋸歯、葉身長はやや短、葉身幅はやや狭、成葉表面の色は暗緑(JHS カラーチャート3707)、裏面の色は穏黄緑(同3514)、葉柄の長さは短である。花序の形は盃形、花形は中間型、花序の縦径及び横径は中、厚さは薄である。両性花の数は中、装飾花の数はやや少、両性花の花形は一重咲き、装飾花の花形は普通咲き、がく片の重なりは重なる、大小の有無は有、装飾花の縦径及び横径は中、単色・複色の別は複色、開花初期の花色は淡黄緑(同3303)、盛期の花色は鮮紫ピンク(同9205)の地色にピンク白(同9201)の覆輪が入る。がく片の形はかぶ形、切れ込みの位置は上部のみ、湾曲は平滑である。花柄及び小花柄の長さは短である。花色の変化性は有、促成での開花期は中である。「アウスレーゼ」と比較して、葉縁の形が鋭鋸歯であること、花形が中間型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者の温室(福岡県久留米市)において、「サンセット」に「センセーション」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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