ホルファート王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:38 UTC 版)
「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」の記事における「ホルファート王国」の解説
かつて6人の冒険者(このうち5人が5馬鹿の先祖)によって建国された王国。貴族であっても冒険者としての活躍が求められるが、それゆえに領地貴族の力が強かった。王家の影響力を増す政策として下位の貴族に限定した「女性優遇」を行っていたが、王国の想定を超えて女性たちが増長した結果が作中の状況だった。公国との戦争を経て女性優遇は改められるが、今度は一部の男性が増長している面がある。この際に多くの貴族が寄生者でしかない「妻というなにか」を離縁し、身近で支えてくれていた女性と再婚している。 王家には聖女の力を増幅するロストアイテム船「ヴァイス」が伝わっていた。聖女が乗り込むことで、周囲の人間から戦意を削ぎ落すという悪く言えば洗脳に近いシステムを持つが、起動するには2人の人間が舞台に上がり、互いの好感度を計測して一定以上の値を出す必要があり国王夫妻からマリエと5馬鹿各人が挑戦して失敗。120点満点を出したのは「オリヴィアとアンジェリカ」だった。船のシステムにアクセスしたルクシオンによると、この起動システムは旧文明時代の資産家が新婚旅行のために船を建造した際に設置したジョークグッズだとのこと(なお、その資産家はわずか2年で離婚し、船は新婚旅行以降は倉庫送りになっていた)。
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