ホッツィ・トッツィ・クラブ
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「レッグス・ダイアモンド」の記事における「ホッツィ・トッツィ・クラブ」の解説
ホッツィ・トッツィ・クラブ (Hotsy Totsy Club)というスピークイージーを所有し、その奥の部屋は争いの解決場所-大抵は反逆者の殺害-として役立った。死体を泥酔した客に見せかけて外に運び出した。このクラブの正体を知ったルチアーノは仲間のギャングにホッツィ・トッツィには行くなと警告したという逸話がある。 1929年7月13日、酔っぱらった波止場の荒くれ人夫3人がホッツィ・トッツィ・クラブに入り、バーテンダーに酒を持ってくるのが遅いと文句をつけ、レッグスと口論になった。レッグスはピストルを抜いて発砲し、2人が死亡した。殺人と聞いて交通麻痺を起こすくらい大量の野次馬がクラブに集まった。レッグスは逃亡し、8か月後にニューヨークに戻ってくると警察の取り調べを受けた。25人ほどいた客は誰もレッグスについて証言せず、用心棒やウェイターら店の従業員4人が全員消息不明であることがわかり、放免された。
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