ホサナ【hosanna】
ホサナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/27 09:56 UTC 版)
ホサナ(ラテン語: osanna, hosanna、英語: hosanna /hoʊˈzænə/)は、ヘブライ語で「どうか、救ってください」を意味する ホーシーアー・ナー(hoshia na)の短縮形 ホーシャ・ナー(hosha na)のギリシャ語音写に由来し、キリスト教において元来の意味が失われて歓呼の叫び、または神を称讃する言葉となった。アーメン、ハレルヤ(アレルヤ)などと共に、キリスト教の公的礼拝で使用されるヘブライ語の一つとなっている。
- ^ カルヴァンは聖書注解書で次のように述べている。この Na という単語は、ヘブル語ではしばしば時間の副詞として用いられるので、多くの解釈者はここでは「お救い下さい。わたしは今あなたに祈ります」と取る。しかし、これはまた祈願の副詞としても用いられるので、わたしはこのように取りたい。(中略)信仰者の心のうちに、類稀れで熱烈な祈り心を揺り動かそうとしていることは疑えないからである。 — 『カルヴァン旧約聖書注解 詩編4』新教出版社、2005年、106頁
- ^ a b 共同訳聖書実行委員会『聖書 - 新共同訳』日本聖書協会、1996年
- ^ ミルトス・ヘブライ文化研究所『ヘブライ語聖書対訳シリーズ34(詩編3)』ミルトス、1992年
- ^ Four species
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