ペスカロロ・スポールによる改良
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 10:13 UTC 版)
「クラージュ・C60」の記事における「ペスカロロ・スポールによる改良」の解説
フランス人レーシングドライバーのアンリ・ペスカロロが結成したレーシングチーム「ペスカロロ・スポール」では、2001年よりC60に独自の改良を施してレースに投入した。エンジンはノーマルのGV4に代わり、プジョー製の3.2リッターV6ツインターボ「A32」を搭載。ボディにはトヨタ・GT-Oneなどの開発に携わったアンドレ・デ・コルタンツの手で改良が加えられた。 2003年以降はスポンサーにレースゲーム「グランツーリスモシリーズ」が加わり、翌年に発売された「グランツーリスモ4」に本車が収録されている。 2004年にはエンジンをジャッド製の5リッターV10自然吸気「GV5」に換装した。この頃よりペスカロロ仕様のC60はクラージュの手を離れ、ペスカロロ・C60としてより独自開発色を強めていく事となる。 2005年にはベースモデル同様にC60 Hybridへと進化したが、クラージュ製のC60 HybridがGV4エンジンを搭載しているのに対し、ペスカロロ製のC60 Hybridは2004年仕様からキャリーオーバーしたGV5エンジンを搭載している点が異なる。
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