ヘイズATコマンドとは? わかりやすく解説

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ヘイズATコマンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 00:29 UTC 版)

モデム」の記事における「ヘイズATコマンド」の解説

.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%} 「ATコマンド」はこの項目へ転送されています。Unix上のatコマンドについては「at (UNIX)」をご覧ください。 ヘイズATコマンドとは、アメリカHayes Microcomputer Products社が開発したインテリジェントモデムコマンド体系で、ATtentionの略である、「AT」でコマンドが始まることからこう呼ばれる。AやTは小文字でも良いが、AとTとの間に他のコードが入るとATコマンドとは認識されないヘイズ以外のモデムメーカーも同コマンド体系採用したため業界標準となったが、各社の独自の拡張がされた部分には互換性がないこともある。 端末からの命令を「コマンド」、モデムからの応答を「リザルトコード」と呼ぶ。 RS-232最下位ビットから送信するので、8-N-1(8データビット、パリティビットなし、1ストップビット)のラインパターンは 0100000101 0001010101(スタート、ストップビットを斜体)でATコマンドは、次のようなビットストリームから始まる。 8bitパリティなし、ストップビット1bitの場合 A|0s|1|0|0|0|0|0c|1|0x|1s| T|0s|0|0|1|0|1|0c|1|0x|1s| /|0s|1|1|1|1|0|1|0|0x|1s| a|0s|1|0|0|0|0|1c|1|0x|1s| t|0s|0|0|1|0|1|1c|1|0x|1s| ヘイズATコマンドを採用するモデムDCE - DTE間の速度及びフォーマット自動判定する機能備えている場合が多い。このATというデータ受信した仮定し最初の1の後の5個の0の後に現れる1までの時間測定することで速度 (bit per second) を測定できる。その次の0 (0x) が現れるかどうかで、現れなければ7bitパリティなしと、0ではなく1が現れ場合7bit奇数パリティであると判定できる。0が現れ場合7bit偶数パリティ8bitパリティなしの可能性がある。その場合、AとTでは1の個数異なるため、Tのパリティビットを見ることでどちらなのか判定できる実際実装は、AやTが小文字であった場合 (0c=1) を考慮してある、ストップビット長をAの後にくるTとの間で判断するなど、若干複雑である。なお、A/は直前操作繰り返すコマンドである。

※この「ヘイズATコマンド」の解説は、「モデム」の解説の一部です。
「ヘイズATコマンド」を含む「モデム」の記事については、「モデム」の概要を参照ください。

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