プロデビュー(FCバルセロナ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 14:26 UTC 版)
「パウ・ガソル」の記事における「プロデビュー(FCバルセロナ)」の解説
1999年に、18歳でFCバルセロナのトップチームに昇格しプロデビュー。これが「自分の未来はプロバスケットの世界にある」と決心させた。同年夏にリスボンで開催されたジュニア世界選手権にU-18スペイン代表として参加。フアン・カルロス・ナバーロ、ラウル・ロペス、フェリペ・レジェス、カルロス・カベサスらを擁したスペインは決勝戦で、ニック・コリソン、ボビー・シモンズ、キーオン・ドゥーリングらを擁するU-18アメリカ代表を倒して優勝。後にこのスペインの世代は黄金世代(Golden Boys)と呼ばれるようになる。 リーガACBでのラストシーズンとなった2000-2001シーズンは圧巻だった。国内リーグ(リーガACB)とスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)の両方を制し、両方でMVPを受賞した。特に、スペイン国王杯の決勝戦(vsレアル・マドリード・バロンセスト)では、スペイン史上有数の選手でスペイン代表のアルベルト・エレーロス相手に、10代ながら堂々のプレイをし、26点を獲得した。この試合にNBAのスカウト達も注目し、ガソルにコンタクトを取った。これら国内リーグでの活躍と1999年のジュニア世界選手権優勝。この二つがガソルにNBA行きを決心させた。 2001年のNBAドラフトにエントリーすることを決意したガソルだったが、FCバルセロナとの契約がまだ残っていたため違約金が発生した。パウはこの違約金の一部を自ら支払っている。それ程までにガソルはNBAに挑戦したかったのである。
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