プロセッサ処理時間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 02:48 UTC 版)
「リソース割り当て」の記事における「プロセッサ処理時間」の解説
コンピュータ起動時やユーザー操作によって読み込まれたプログラムが多数あるにも関わらず、シングルプロセッサを搭載したコンピューターは同時に一つのプロセスしか実行できない。シングルプロセッサのコンピュータは、プロセッサがプログラムをすばやく切り替え、非常に短い時間で必要な処理を実行するため、一度に複数のプログラムを実行しているように見える。この処理はマルチタスクまたはタイムスライシングとして知られる。時間の割り当ては自動的に行われ、特定のプロセスに高い優先度または低い優先度が与えられようとも、原則的には優先度の高いプログラムにより多くのプロセッサの処理時間が与えられる。 マルチプロセッサ搭載のコンピュータでは、異なるプロセスを異なるプロセッサーに割り当てることで本当のマルチタスクを処理できる。 強力な処理能力を必要とする Adobe PhotoshopやYafRayなど一部のプログラムでは、一度に複数のプロセッサーで実行できるようにコーディングされておりより迅速かつ効率的に実行できる。この方法は、一般にマルチプログラミング環境に適しており、実際に非常に有益である。
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