プラノフォア機の構造と仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/28 08:30 UTC 版)
「アルフォンス・ペノー」の記事における「プラノフォア機の構造と仕様」の解説
動力ゴムが露出した一本胴(スティック型)の片面張り翼で、現在のライトプレーンに類似している。ただしプロペラは機尾に付く推進式で、主翼は前縁材のみで支持し後縁材はない。主翼中央部翼面は連続していない。この構造は、前年の1870年に製作したゴム動力ヘリコプターのローターと同様である。主翼(の前縁材)は、胴体の略中央に固定。重心は面積中心のやや前方。翼端は僅かに上がり(上反角)横安定を保つ。 全長51cm、主翼全幅(スパン)46cm、プロペラ直径20cm、機体構造重量16g、動力ゴム重量5g、翼面積4.9平方デシメートル。水平尾翼は旋回飛行のときに機首が下がらないように主翼に対して8度の上げ舵になっている。
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