ブーンファミリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/14 16:59 UTC 版)
「ウド (装甲騎兵ボトムズ)」の記事における「ブーンファミリー」の解説
ウドの街を牛耳っていたのは、ラルク・レガス・ブーンを長とする「ブーンファミリー」と呼ばれる暴走族であった。 彼らは治安警察と裏取引をし、工場の爆撃跡に点在するヂヂリウムを売りつけてあぶく銭を稼いでいたが、その為に、街の男達をさらい、劣悪な条件下でヂヂリウム採掘作業に当たらせ、女達もさらって慰み物にする街の住民にとって恐怖の存在であった。 しかし、ブーンファミリーの天下も長くは続かなかった。採掘場からの脱走者達の扱いは少なからず反発を呼んでおり、脱走者の反乱に乗じて、ブーンファミリーとの関係に軋みが生じ始めた治安警察署長ガスト・レマルガスが殺害され、その事を口実に、新たに署長へと就任したギムアール・イスクイに攻撃を行わせる口実を作った。 更に、脱走者狩りをしたものの、たった一人、キリコ・キュービィーを抹殺することは出来ず、ゴウト達の協力を得てATに乗ったキリコによってブーンファミリーは蹴散らされ、そこに治安警察の攻撃介入が及び、ブーンは死亡し、ブーンファミリーは散り散りとなった。 生き残った暴走族達は、ブーンの死後も街に留まり、人身売買などに手を染めていたが、再び彼らがウドの支配権を手にすることはなく、治安警察との抗争により、多くの死者を出したとされる。
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