フリーソフトウェアコミュニティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 01:50 UTC 版)
「NIH症候群」の記事における「フリーソフトウェアコミュニティ」の解説
フリーソフトウェアまたはオープンソースのプロジェクトは、同じ機能を実現することを目的とするプロジェクトが複数存在することが多く、NIH症候群の例としてよく引き合いに出される。例えば、Linuxディストリビューションは数百も存在する。それぞれは表面上目的が異なるし、応用分野が異なるとされているが、実際問題として中身はほとんど同一である。さらにLinuxディストリビューションが多数出現した結果、その多くは活発な保守が行われていない。 ある機能を実装した既存のプログラムが全てフリーでない場合、その機能をフリーなものとして実装するのはNIHではない。オープンソースコミュニティは、クローズドソース実装の代替となる実装を提供しようとしている。NIHという用語は、技術または法律以外の理由で独自開発しようとすることを指す。これを「車輪の再発明」ともいう。当然ながらそれをする理由は正当と言えるものではなく、プライド、無知、既存の解決策への何らかの不満、作成したいがために作成するといった理由である。このような傾向はオープンソースのプログラマに固有のものではない(プロプライエタリソフトウェアでも同じことが言える)[要出典]。
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