フランスの精神保健
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:21 UTC 版)
「メンタルヘルス」の記事における「フランスの精神保健」の解説
フランスにおける精神障害有病割合 年齢18-3030-4040-5050-6565+総数気分障害 男 12.9% 12.3% 12.2% 10.3% 7.9% 11.2% 女 18.0% 15.9% 16.5% 15.4% 14.2% 15.9% 不安障害 男 22.1% 19.1% 19.0% 15.8% 10.0% 17.4% 女 29.9% 26.8% 27.8% 26.5% 17.7% 25.4% アルコール問題 男 9.7% 9.0% 7.6% 6.7% 2.6% 7.2% 女 2.6% 1.9% 1.4% 1.1% 0.5% 1.5% 薬物問題 男 11.8% 4.2% 1.9% 0.3% 0.0% 3.9% 女 4.2% 1.1% 0.8% 0.2% 0.0% 1.2% フランスでの精神科患者数(2002年調査)はおよそ30 - 50万人と言われる。そのうちの20 - 25万人が統合失調症であるとされる。フランス厚生省配下の衛生監視研究所(フランス語版)(InVS)によるサンプリング調査での有病割合は、気分障害では男性11%、女性16%、不安障害では男性17%、女性25%、アルコール問題では男性7%、女性1.5%、薬物問題では男性4%、女性1%であった。これらすべてにおいて、18-29歳における有病割合が最も高かった。 精神科医は人口10万人あたり22.3人である(2011年)。この数はスイス、アイスランドに次いで多く、フランス国内の全専門医の13%にあたるとされる。なお精神科看護師は58000人で不足している。
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