フッ化物配合歯磨剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/08 05:42 UTC 版)
詳細は「歯磨剤」を参照 フッ化物配合歯磨剤は、歯磨剤中のフッ化物が歯の表面に作用し、歯のエナメル質に反応して、耐酸性の強い結晶を形成する。フッ素は、歯の再石灰化を促して歯質を増強したり、むし歯の原因菌に作用して酸の生成を抑制するなど、むし歯の予防や治療に大きな役割を果たす。 日本で初めてフッ化物配合歯磨剤が市販されたのは1948年。50年代にはこども歯磨剤を中心に普及がすすみ、モノフルオロリン酸ナトリウム配合の歯磨剤が発売された80年代初めには10%を超えるシェアをもつほどになり、現在では重量ベースで90%以上となっている。
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