フジカ/フジGW/GSWシリーズ
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レンジファインダーカメラ。5群5枚EBCフジノン90mmF3.5を固定したGWと、4群6枚EBCフジノンSW65mmF5.6を固定したGSWがあり、GWとGSWのそれぞれに6×7cm判の670、6×8cm判の680、6×9cm判の690がある。改良を続けられつつロングセラーとなったが2003年製造中止された。 フジカGW670 フジカGW690プロフェッショナル(1978年11月発売) - 圧板を外し裏返して取り付けることで220フィルムも使用できる。ボディー上部のフィルムセレクターを使用フィルムに合わせておくと撮影終了後フィルムはフリーになる。フィルム巻き上げはレバー式で2ストローク。1ストローク目は巻き上げ角138度で一定、2ストローク目は1コマ目120度だが2コマ目以降巻き軸が太くなるため次第に巻き上げ角が小さくなり8コマ目44度。ボディー底面にカウンターがあり撮影回数がデジタル表示されオーバーホールの目安となる。 フジカGSW690プロフェッショナル(1980年3月発売) - フジカGW690プロフェッショナルの広角レンズ装着版。 フジGW690IIプロフェッショナル(1985年6月発売) - シャッターロック、横吊り用フックを装備した。アクセサリーシューがホットシュー化された。カメラの名称が「フジカ」でなくなっている。 フジGSW690IIプロフェッショナル(1985年6月発売) - フジGW690IIプロフェッショナルの広角レンズ装着版。 フジGW670IIプロフェッショナル(1985年12月発売) - フジGW690IIプロフェッショナルの6×7cm判版。 フジGW690IIIプロフェッショナル(1992年2月発売) - 巻き上げレバーが小型化された。 フジGSW690IIIプロフェッショナル(1992年2月発売) - フジGW690IIIの広角レンズ装着版。 フジGW670IIIプロフェッショナル - フジGW690IIIの6×7cm判版。国内販売はされなかった。 フジGW680IIIプロフェッショナル(1992年3月発売) - フジGW690IIIプロフェッショナルの6×8cm判版。120フィルムを使用し9枚撮りまたは220フィルムを使用し18枚撮り。 フジGSW680IIIプロフェッショナル(1992年11月発売) - フジGW680IIIプロフェッショナルの広角レンズ装着版。
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