フグ肉の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 01:05 UTC 版)
魚肉は白身魚と赤身魚に大きく分けられ、ふぐは白身魚に属する。白身魚は高たんぱく・低脂肪であるが、フグ肉は白身魚のなかでも、さらに脂質が少ないという特徴を持つ。また繊維質であるため肉質は弾力が強く、普通の刺身の厚さに切ると、一般の人では噛み切ることに苦労する。このため、ふぐ刺しではフグ肉を薄く切って盛り付けることが多い(ただし、前述の通り「ぶつ刺し」などの食し方もある)。 一般の魚は、〆てから死後硬直により身が引き締まる4時間から5時間程度以内が食べるのに適していると言われている。しかしフグは元々肉に弾力があるため、死後硬直から旨味成分であるアミノ酸やイノシン酸が増加し、肉が軟らかくなる24時間から36時間程度経過後が適していると言われている。
※この「フグ肉の特徴」の解説は、「ふぐ料理」の解説の一部です。
「フグ肉の特徴」を含む「ふぐ料理」の記事については、「ふぐ料理」の概要を参照ください。
- フグ肉の特徴のページへのリンク