フォノンと光子の比較とは? わかりやすく解説

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フォノンと光子の比較

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 01:14 UTC 版)

フォノン」の記事における「フォノンと光子の比較」の解説

共に質量のないボース粒子であるフォノンと光子の比較を以下に示す。 フォノン光子基準振動の数 各 k {\displaystyle \mathbf {k} } に対して3p個のモード(pは基本構造中の原子数)分散関係は複雑: ω = ω s ( k ) {\displaystyle \omega =\omega _{s}(\mathbf {k} )} (sはモード) 各 k {\displaystyle \mathbf {k} } に対して2個のモード分散関係直線: ω = c k {\displaystyle \omega =ck} (cは光速波数ベクトル制限 k {\displaystyle \mathbf {k} } は第一ブリルアンゾーン限られる k {\displaystyle \mathbf {k} } は任意 熱エネルギー密度 ∑ s ∫ 1 ( 2 π ) 3 ℏ ω s ( k ) e β ℏ ω s ( k ) − 1 d k {\displaystyle \sum _{s}\int {\frac {1}{(2\pi )^{3}}}{\frac {\hbar \omega _{s}(\mathbf {k} )}{e^{\beta \hbar \omega _{s}(\mathbf {k} )}-1}}d\mathbf {k} } (積分第一ブリルアンゾーンについて) 2 ∫ 1 ( 2 π ) 3 ℏ c k e β ℏ c k1 d k {\displaystyle 2\int {\frac {1}{(2\pi )^{3}}}{\frac {\hbar ck}{e^{\beta \hbar ck}-1}}d\mathbf {k} } (積分すべての k {\displaystyle \mathbf {k} } について) 光子熱エネルギーの式は、デバイ近似フォノンの式と似ているが、以下の点が異なる。 光子では、音速光速置き換えられている。 光子では、ただ2つだけのモードけがある(電磁放射横波なければならない縦波モードは無い)ことに対応して余分因子2/3持っている許される光子波数ベクトル最高値制限がないため、光子における積分の上限は∞である。

※この「フォノンと光子の比較」の解説は、「フォノン」の解説の一部です。
「フォノンと光子の比較」を含む「フォノン」の記事については、「フォノン」の概要を参照ください。

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