ドラえもんのひみつ道具 (ふ)
フエルミラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 01:51 UTC 版)
「ドラえもんWii ひみつ道具王決定戦!」の記事における「フエルミラー」の解説
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フエルミラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:16 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (ふ)」の記事における「フエルミラー」の解説
フエルミラーは、「かがみの中ののび太」(てんとう虫コミックス5巻収録)に登場する。 縦長の鏡台状の道具。この道具を使うと、物を2つに増やすことができる。使い方はまず台座にあるスイッチを入れ、増やしたい物をこの鏡に映し、鏡の中に手を入れて増やしたい物を取り出すという手順。ただし、鏡なので左右反転した状態で物が出る。そのため通貨は増やしても使い物にはならない(そもそも紙幣の場合、偽造防止のために通し番号が印刷されているため、コピーした紙幣はどのみち使用できない)。他にも野球のグローブや時計など、左右逆では不具合のある品物をコピーする場面がある(コピーした物をまたコピーできればオリジナルと同じ向きになるはずだが、それが可能かは不明)。 作中では鏡の中ののび太が鏡から勝手に出てきてしまった。その際に本物ののび太は鏡の中に追いやられてしまい、スイッチを切られて鏡の中に閉じ込められてしまった。鏡の中の世界は真っ暗。このような事も起こり得るため、使用後はスイッチを切らなければ危険である。ちなみに鏡の中ののび太は、本物とは性格も利き手も正反対だったが、のび太の母親である玉子には全く勝てず、最終的には玉子を恐れて自ら鏡の中に帰って行った。 現実的に、3Dスキャナを使用して立体物を三次元データーとして読み取り、これを3Dプリンタで出力することで立体コピーが可能である。材質は出力機械によって決まってしまうが、同じ形、色、大きさで物を複製するという意味では実現できたといえる。『のび太の人魚大海戦』では、対象が身につけている衣服のみを読み取り、更に色やサイズを調節した上でコピーするという、これに似た機能が使われた。 関連品として、「サンタメール」(てんとう虫コミックス21巻)、『のび太の創世日記』では手鏡状の「フエルミラー コンパクトタイプ」が登場する(「サンタメール」では手鏡も単に「フエルミラー」と呼ばれ、形も『創世日記』の物とは微妙に違う)。また『創世日記』のラストでフエルミラーでコピーを作ったといっているが、コンパクトタイプなのかは不明。 映画でもたびたび使われるが、名前だけで実物が登場することはほとんどない(『のび太とアニマル惑星』、『のび太の創世日記』、『のび太の宇宙漂流記』など)。 なお、学習シリーズドラえもんのかん字じてんステップ1での表記は「ふえるミラー」または「フエル・ミラー」。
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