フィクションにおける「多指症」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 07:53 UTC 版)
「多指症」の記事における「フィクションにおける「多指症」」の解説
『時の六本指』(R・A・ラファティ著): 多指症を扱った短編SF。 ハンニバル・レクター(『羊たちの沈黙』など) 岩本虎眼(『シグルイ』):多指症を利用した精密な刀裁きを見せるが、仕官を志望する際に政敵にこれを利用されて失敗する。 間久部緑郎(『ブラック・ジャック』第28話「指」) : 幼少時に7本指であったという設定。ただし、多指症への差別的表現や、出自に関する説が書かれたため本作は単行本未収録とされ、後に改作された第227話「刻印」では、幼少時の多指症という設定には触れられていない(幼少時の一コマのみで指が7本で描かれているだけである)。 アンジェローニ家のご先祖(篠田真由美著『アベラシオン』): ハプスブルク家にも6本指の人物が存在したことから、彼がハプスブルク家の末裔である証拠とされた。両手の中指が2本ずつある。足は不明。 程蝶衣(『さらば、わが愛/覇王別姫』の主人公): 出生時に左手が6本指であったという設定。そのため京劇俳優養成所への入所を断られそうになり、母親は幼い主人公の6本目の指を切断する。 ドン・カバリア(トリックスター):右手の指が6本ある。左手は5本指。足は不明。 右代宮金蔵(うみねこのなく頃に):両足の趾が6本ある。死体の身元確認の際に多趾症であることが手がかりとなった。 『ガタカ』に登場するピアニスト:指が多い欠点を利点に変えているというエピソード。 『螺旋』(サンティアーゴ・パハーレス著):原稿に6本指の指紋がついていたことを手がかりに覆面作家を探しに行くと、6本指の人ばかり数多く暮らす村にたどりつく。 ヴィダルケン(マジック・ザ・ギャザリング):舞台の一つ、カラデシュにおいて6本指の手を持つ種族という設定。 スタンフォード・パインズ(ディズニー・チャンネル テレビアニメ 『怪奇ゾーン グラビティフォールズ』):両手の指が6本であった事から、怪奇現象に興味を持ち、研究していた。怪奇現象について書き残した著書の表紙に、自らの手をなぞった形に紙を切り抜いて貼り付けている。 ブルース(桜木紫乃の小説)主人公影山博人の両手両足がいずれも6本指の設定。
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