フィアット・パリオとは? わかりやすく解説

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フィアット・パリオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/07 08:19 UTC 版)

パリオ (PALIO)は、フィアットが製造・販売していた自動車である。発展途上国を主要市場として開発された。

初代 178型 (1996年 – 2020年)

フィアット・パリオ (初代)
178型
パリオ ウィークエンド
概要
製造国 ブラジル
アルゼンチン
トルコ
ポーランド
中華人民共和国
インド
モロッコ
ロシア
ベネズエラ
南アフリカ共和国
 エジプト
販売期間 1996年 - 2016年 (ハッチバック)
1997年 - 2020年 (ワゴン)
デザイン I.DE.A
ジョルジェット・ジウジアーロ
ボディ
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
5ドアワゴン
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン ガソリン:
1.0/1.1/1.2/1.3/1.4/1.5/1.6/1.8L I4
ディーゼル:
1.3/1.7/1.9L I4
車両寸法
ホイールベース 2,360-2,375mm (ハッチバック)
2,420-2,440mm (ワゴン)
全長 3,735-3,850mm (ハッチバック)
4,130-4,240mm (ワゴン)
全幅 1,615-1,640mm (ハッチバック)
1,625-1,640mm (ワゴン)
全高 1,445-1,435mm (ハッチバック)
1,510-1,520mm (ワゴン)
その他
姉妹車 フィアット・シエナ (初代)
フィアット・ストラーダ
系譜
後継 ハッチバック :
3代目フィアット・プントに統合
フィアット・イデアに統合
フィアット・モビ
ワゴン :
フィアット・パルス
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フィアットの「プロジェクト178」の一環として1996年ブラジルで発売されたパリオは、「ハッチバック」、「セダン」、「ピックアップトラック」、「ステーションワゴン」の4つのモデルが製作され、諸外国の市場向けに様々なバージョンが開発された。

セダンは「シエナ」、ワゴンは「ウィークエンド」、ピックアップトラックは「ストラーダ」と名付けられた。

プラットフォームはウーノ[1]から、エンジンはプントブラーヴォから流用した。

1996年にブラジル、次いでアルゼンチンの工場で生産が開始された。 1997年には、欧州市場向けにベネズエラポーランド、1998年にトルコモロッコで生産を開始した。インドではタタ南アフリカでは日産が(ピックアップトラック・バージョンであるフィアット・ストラーダの)生産を担当した。 2001年にエジプト、2002年には中国で開始した。

パリオ クロスアドベンチャー

2代目 326型 (2011年 – 2017年)

フィアット・パリオ (2代目)
326型
フロント
リア
概要
製造国 ブラジル
アルゼンチン
販売期間 2011年2017年
デザイン ロベルト・ジョリート
ボディ
ボディタイプ 5ドアハッチバック
パワートレイン
エンジン 1.0/1.4/1.6L I4
変速機 5速MT
5速セミAT
車両寸法
ホイールベース 2,420mm
全長 3,875mm
全幅 1,670mm
全高 1,505-1,515mm
その他
姉妹車 フィアット・シエナ (2代目)
系譜
後継 フィアット・アルゴ
テンプレートを表示

2011年11月、ブラジルにて2代目パリオが公式発表された。

2017年、後継モデルであるアルゴを組み立てる予定のためにアルゼンチン工場での生産を停止、販売が終了した[2]

車名

イタリア共和国トスカーナ州中部にある都市シエナで行われる競馬に由来する。

脚注

関連項目




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