ファースト‐ワンマイル【first one mile】
読み方:ふぁーすとわんまいる
⇒ラストワンマイル1
ラストワンマイル
【英】last one mile
ラストワンマイルとは、通信事業者のNTT収容局や無線LAN基地局などから、利用者の端末側までの伝送経路末端部を示す用語である。
1985年の通信自由化以降、長期に渡りラストワンマイル部分の伝送経路には、NTTの電話回線を利用することが多かった。しかし、1990年代後半からのCATVインターネットや各種専用線、無線LANなどの普及で多様化している。
このため、以前はラストワンマイルといえば有線回線の意味で用いられることが多かったが、2011年1月現在は無線回線でも使われている。なお、ラストワンマイルという単語は、通信業界やCATV業界の業界用語だったが、各種報道で使用されたことで広く使われるようになった。
ラストワンマイル
(ファースト‐ワンマイル から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/23 02:04 UTC 版)
ラストワンマイル(英語: Last one mile)は、元々は通信業界に用いられていた用語で「生活者や企業に対し、通信接続を提供する最後の区間」を意味していたが、現在は、物流、交通業界において多く用いられ、「顧客にモノ・サービスが到達する最後の接点」を指す[1][2][3]。
通信業界におけるラストワンマイルの概要
運輸業界におけるラストワンマイルの概要
放送におけるラストワンマイルの概要
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有線放送系のラストワンマイルについては、ケーブルテレビの名の通り、長らくは同軸ケーブルがその役割を担って来た。日本では1998年頃から、光同軸ハイブリッド伝送(HFC)に置き換えが進んだ。また、HFCによりブロードバンドインターネット接続の同時提供も実現された。2005年頃から、光ケーブルによる光放送が開始され、今後は既存の同軸によるCATV事業者においても、光回線(FTTH/FTTx)への置き換えが進むと見られる。
脚注
関連項目
- ラストマイル - 2024年の日本映画
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