ファッションサイクル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/07 01:48 UTC 版)
「シティサイクル」の記事における「ファッションサイクル」の解説
基本型はシティサイクルの始祖であるカマキリ自転車の形態を受け継いでいるが、誕生時の重要な特質であったファッション性は、普及に伴って失われ、「自転車のある生活に彩りを与えよう」という当初の精神は廃れてしまった。シティサイクルが普及するにつれ画一的な形状の、実用性一辺倒の銀色の塗装のものばかりとなり、没個性的なシティサイクルが街にあふれることになった。 こうした状況を打破すべく、フレームや各部品、装備品の形状や色彩に変化を与え、ファッション性を高めるべくデザインされたものが現れ「ファッションサイクル」と呼ばれるようになった。若い女性や主婦に選ばれることが多い。 基本型や婦人用をベースとして小規模な改変を加えただけの簡単なものが主流だが、中には実用性を疑わせるほど奇抜なものも稀にある。
※この「ファッションサイクル」の解説は、「シティサイクル」の解説の一部です。
「ファッションサイクル」を含む「シティサイクル」の記事については、「シティサイクル」の概要を参照ください。
- ファッションサイクルのページへのリンク