商品性格の変化・そして現在へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/10/14 06:39 UTC 版)
「ミニサイクル」の記事における「商品性格の変化・そして現在へ」の解説
1980年代になると、シンプルでありながら個性的なデザインを備えたカマキリ型自転車などのファッションサイクルの需要が生じてくる。その中で、ありふれた自転車に対する差別化の手段のひとつとして小径の車輪を採用するものが有り、フレームの形状にも意匠を凝らしやすい小径車輪のミニサイクルは、この分野で一定の地位を得ることになる。しかし、個性的であることは普遍性に反することでもあり、もとより自転車界の傍流であるファッションサイクルの、さらに支流であるフッションミニサイクルとでもいうべき車種の存在は、無視できるものではないものの、決して大きくはない。一方1990年代以降、本来の乗り降りの容易さなどの利点をさらに伸ばしたバリアフリータイプの製品が、少数ながら一定の市場を得ている。 そのほか広義のミニサイクルに含まれ得る小径折り畳み自転車の流行が、1990年代の後半ごろから目立つようになり、2000年代を迎えても続いている。
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