ピアノ協奏曲 第8番 ハ長調リュッツオウとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > ピティナ・ピアノ曲名 > ピアノ協奏曲 第8番 ハ長調リュッツオウの意味・解説 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 第8番 ハ長調「リュッツオウ」

英語表記/番号出版情報
モーツァルトピアノ協奏曲 第8番 ハ長調リュッツオウKonzert für Klavier und Orchester Nr.8 'L&uumltzow' C-Dur K.246作曲年1776年 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Mov.1 Allegro aperto 7分00 No Image
2 第2楽章 Mov.2 Andante7分00 No Image
3 第3楽章 Mov.3 Rondeau: Tempo di Menuetto 6分30秒 No Image

作品解説

2008年1月 執筆者: 稲田 小絵子

 作曲1776年4月ザルツブルクにおいて。この協奏曲モーツァルトの父レオポルト弟子であるアントーニア・リュッツォウ伯爵夫人のために作曲されたと考えられることから、《リュッツォウ協奏曲呼ばれている。社交界快く受け入れられるような、明るく軽やかに仕上げられ作品である。夫人ピアノ巧みに弾いたというから、演奏者技量作曲制限されることもなかったのだろう。
モーツァルトはこの協奏曲を、先に作曲した5,6と共に、マンハイム・パリ旅行携えて行き機会があれば各地披露したようである。実際、この旅行中演奏されたこともわかっている。第1,2楽章多種類のカデンツァ残されているのも、演奏機会多かった証拠いえよう

第1楽章:アレグロ・アペルト、ハ長調4/4拍子協奏ソナタ形式ハ長調主和音フォルテ奏される開始部は、力強くある一方で高く明朗な響き際立っていることから、女性らしいやさしさをも印象付ける
第2楽章アンダンテヘ長調2/4拍子小規模な協奏ソナタ形式ピアノ主体となって主題奏するが、管弦楽も常に背景支えており、色彩豊かな緩徐楽章にしている。
第3楽章ロンド。テンポ・ディ・メヌエット、ハ長調3/4拍子ロンド形式メヌエットのテンポで2拍目に休符をもつロンド主題特徴的また、イ短調エピソードは後のモーツァルト短調思わせる激しさ垣間見せる




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ピアノ協奏曲 第8番 ハ長調リュッツオウ」の関連用語

ピアノ協奏曲 第8番 ハ長調リュッツオウのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ピアノ協奏曲 第8番 ハ長調リュッツオウのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2025 PianoTeachers' National Association of Japan

©2025 GRAS Group, Inc.RSS