ビートルズ販促活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:13 UTC 版)
「抱きしめたい」「涙の乗車券」などビートルズの初期の楽曲の邦題のほとんどを高嶋が付けた。例外は水野晴郎(当時日本ユナイト映画宣伝総支配人)が命名した『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』ぐらいだという。 「Norwegian Wood」は「ノルウェー製の家具」などという意味だが高嶋は「曲を聴いた時に森のイメージが湧いたので邦題を『ノルウェーの森』とした」と述べている。(詳細はノルウェーの森#邦題に関する諸説を参照) 「ビートルズを日本において販促する際に現代であれば確実に問題になるような数々のやらせや数字の不正操作などを裏で行なっていた」と著書やインタビュー等にて述べている。ラジオのリクエスト番組等で自社ミュージシャンの曲の順位を上げるため、大学の後輩をそれらの番組にアルバイトとして送り込み、電話リクエスト等の集計の際に他社のアーティストのリクエスト数を減らし自社のアーティストの数字を増やすといったことを行わせていたという。 ビートルズをメディアで取り上げさせるため東芝音工・従業員らを床屋に連れて行って髪型をマッシュルームカットにさせた上で、その様子を週刊誌等に取材させ「今ビートルズカットがブーム」等の記事を書くよう仕向けたこともある。
※この「ビートルズ販促活動」の解説は、「高嶋弘之」の解説の一部です。
「ビートルズ販促活動」を含む「高嶋弘之」の記事については、「高嶋弘之」の概要を参照ください。
- ビートルズ販促活動のページへのリンク