ビルワードとは? わかりやすく解説

ビル・ワード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/29 09:44 UTC 版)

ビル・ワード
基本情報
出生名 William Thomas Ward
生誕 (1948-05-05) 1948年5月5日(77歳)
出身地 イングランドバーミンガム・アストン
ジャンル ハードロック
ヘヴィメタル
担当楽器 ドラム
パーカッション
ボーカル
活動期間 1966年 -
共同作業者 ブラック・サバス
公式サイト Official Website
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ビル・ワード(Bill Ward、フルネーム:ウィリアム・トーマス・ウォード(William Thomas Ward)、1948年5月5日 - )は、イギリス・バーミンガム出身のミュージシャン、ドラマーである。ハード・ロック・グループ、ブラック・サバスのメンバーとして知られた(ビル・ワードは日本での通例表記であり英語での発音はビル・ウォード)。

ローリング・ストーン誌の選んだ歴史上最も偉大な100人のドラマー」において34位。

経歴

ブラック・サバスの創設メンバーの一人。ワードの力強いドラム演奏はギターのトニー・アイオミ、ベースのギーザー・バトラーと共にバンドの重厚なリズムをもたらした。特にパラノイドに収録されている「アイアン・マン」の曲の中では彼の演奏するリズムから力強いグルーヴ感を作り出した。またドラムだけでなく、It's Alright(『テクニカル・エクスタシー』に収録)と、Swinging The Chain(『ネヴァー・セイ・ダイ』に収録)の2曲でヴォーカルを担当した。

しかし、1980年の『ヘヴン&ヘル』発表後のツアーの最中に健康上の理由によりバンドから脱退。1983年の『悪魔の落とし子』のレコーディングで一時的に復帰したがツアーには参加しなかった。その後はヴィニー・アピスベヴ・ベヴァンが彼の後任としてそれぞれドラムを担当した。

1985年に開催されたライヴ・エイドでは一回限りのオリジナル・ブラック・サバス復活ということもありビルも参加した。

その後も90年代のオリジナルメンバー再結成ツアーや、2010年代のいくつかのツアーに参加。そしてオリジナルメンバーで最後かつ、オジー・オズボーンの生前最期となった2025年7月5日の「バック・トゥ・ザ・ビギニング」公演に参加した。

脚注

出典

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