ビデオメッセージの公表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 15:14 UTC 版)
「明仁から徳仁への皇位継承」の記事における「ビデオメッセージの公表」の解説
「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」も参照 ウィキニュースに関連記事があります。天皇陛下、8月上旬にもお気持ち表明の見通し - 「生前退位」を巡り (2016年7月30日) ウィキニュースに関連記事があります。天皇陛下、8月8日にお気持ち表明へ - 午後3時からビデオメッセージの形で (2016年8月6日) ウィキニュースに関連記事があります。天皇陛下、お気持ち表明 - 象徴としてのお務めを案じられる (2016年8月8日) 一連の報道を受けて、明仁は「可及的速やかに意向を表明すべきだ」として、2016年中に予定していた意向表明を8月に行うことになった。方法については、7月末の時点では記者が同席して明仁が直接意向を示す場を設けることが検討された。8月5日までに、8月8日の15時に、10分程度の事前に録画したビデオメッセージを、明仁が意向を示すために公表すると、宮内庁は発表した。宮内庁は、ビデオメッセージは明仁の意向を確実・正確に伝えるためにふさわしい手段であるとした。 ビデオメッセージ(「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」)は予定通り8月8日15時に公表された。2011年3月16日の「東北地方太平洋沖地震に関する天皇陛下のおことば」に次いで2回目となった明仁によるビデオメッセージでは、法改正が必要となる譲位を自らが公表することで、政治行為に該当すると考えられるおそれがあったため、「譲位」の語は使われなかったが、天皇が年老いた後も公務を象徴として滞ることなく行っていくためにはどうすればよいのか、国民の理解を求めた。これを受けて内閣総理大臣の安倍晋三は、「天皇陛下のご心労に思いをいたし、どのようなことができるのか、しっかり考えていかなくてはいけない」と述べた。
※この「ビデオメッセージの公表」の解説は、「明仁から徳仁への皇位継承」の解説の一部です。
「ビデオメッセージの公表」を含む「明仁から徳仁への皇位継承」の記事については、「明仁から徳仁への皇位継承」の概要を参照ください。
- ビデオメッセージの公表のページへのリンク