ビギラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 03:51 UTC 版)
ラビリンチュラ類 Labyrinthulomycetes (Labyrinthulea) 紡錘形の細胞が連なり、ベントスとして基物の表面に網目状のコロニーを作る生物。淡水性のものはプランクトン性で、コロニーを作らない。 Labyrinthula ラビリンチュラ、Thraustochytrium ヤブレツボカビ、Diplophrys ディプロフリス 他 ビコソエカ類(ビコエカ類)Bicosoecida 2本鞭毛の鞭毛虫。後鞭毛の使い方が特徴的で、先端を器物に付着させて半固着性の生活を営む種が多い。襟鞭毛虫のようにロリカ(殻)を持つ種もあり、実際に Bicosoeca は古くは襟鞭毛虫類とされていた。属名語尾の「-eca」はその名残りである。 Bicosoeca ビコソエカ、Cafeteria カフェテリア、Pseudobodo シュードボド 他 オパリナ類 Opalinata カエルおよびオタマジャクシの腸管に寄生する多鞭毛(繊毛として扱う場合もある)の鞭毛虫。遊泳する際に光を反射してオパールのように輝く様子からこの名が付いた。外見はゾウリムシなどの繊毛虫に似るが、系統的には全く別のグループである。2〜8個の偶数の細胞核を持つ。詳しくはオパリナを参照。 Opalina オパリナ、Protoopalina プロトオパリナ 他 ブラストシスチス Blastocystis 1属のみのグループ。 プラシディア類 Placidida 海洋性の鞭毛虫2属2種から成る小さなグループ。細胞の外形としては前述のビコソエカ類に近いが、鞭毛装置構造や18S rRNA系統解析の結果を元に分離されている。 Placidia プラシディア、Wobblia ウォブリア
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