ヒトの大腿骨とは? わかりやすく解説

ヒトの大腿骨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 06:47 UTC 版)

大腿骨」の記事における「ヒトの大腿骨」の解説

平均的な長さは43.2cm。大腿骨人体においても最長の骨といわれている。近位端、大腿骨体遠位端で構成される近位端は、大腿骨頭大腿骨頚大転子小転子構成される。丸い大腿骨頭寛骨とともに股関節形成する大腿骨頭なめらかだが、大腿骨頭窩というくぼみがあり、そこに着いた靭帯寛骨臼つながっている。大腿骨頭重要な機能1つは、骨髄における赤血球生産である。大腿骨頚は、大腿骨頭大転子小転子の間にある。大腿骨頚と骨体の角度は頚体角と呼ばれ通常は約125度である。大転子小転子には、股関節を動かす筋肉が着く。 大腿骨体背面には粗線走っており、表面3つ分けている。粗線の上部である殿筋粗面には、大殿筋が着く。粗線下部には大腿二頭筋が着く。 遠位端には、内側顆外側顆2つ隆起があり、脛骨とともに膝関節形成する内側顆外側顆の間の隙間顆間窩呼ばれる内側顆外側顆の上部には内側上顆外側上顆があり、内側上顆の上には内転筋結節がある。

※この「ヒトの大腿骨」の解説は、「大腿骨」の解説の一部です。
「ヒトの大腿骨」を含む「大腿骨」の記事については、「大腿骨」の概要を参照ください。

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