ヒトの常在細菌としての位置づけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 07:43 UTC 版)
「乳酸菌」の記事における「ヒトの常在細菌としての位置づけ」の解説
乳酸菌のうち、特にラクトバシラス属とビフィドバクテリウム属は、ヒトの消化管内や女性の膣内に常在し、常在細菌叢(じょうざいさいきんそう)の一部を成している。これらの乳酸菌は、口腔内のう蝕を除いて直接ヒトの病気の原因になることはなく、むしろ生体にとって有益になるバリヤーとして機能していると考えられている。そのため、乳酸菌は「善玉菌」と表現される場合もある。ただし、極めて稀な例だが、乳酸菌血症などの感染症の原因になる例も報告されている[要出典]。
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