パンチカードとキーパンチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 06:05 UTC 版)
「パンチカードシステム」の記事における「パンチカードとキーパンチ」の解説
詳細は「パンチカード」および「キーパンチ」を参照 基本データ単位は80桁のパンチカードである。各桁は一つの数字、文字、特殊記号などを表している。データ値は隣接する複数の桁による「フィールド」から構成される。例えば、社員番号5桁、時給レート3桁、ある週の実働時間2桁、部門番号3桁、プロジェクト課金コード6桁というふうに並んでいる。 元のデータはキーパンチと呼ばれる機械を使って人手で入力された。キーパンチにはタイプライター状のキーボードと未入力のカードと入力済みカードが置かれるホッパーで構成される。後にはカードにパンチした内容がカード上端に印字されるようになった(IBM 026 など)。場合によってはパンチされたカードは次の「検孔機 verifier」と呼ばれるキーパンチによく似た機械に送られる。検孔機の操作者はキーパンチと同じ内容を入力し、検孔機内部でそれがパンチ済みの内容と合っているかチェックする。問題なければ、カードの右端に小さなポッチがパンチされる。
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