パススルー方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 17:17 UTC 版)
「パススルー」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「wikt:通過」、「wikt:貫通」、「wikt:パススルー」、「en:Passthrough」をご覧ください。 受信した放送の搬送波に含まれている放送信号を加工せずにそのまま再送信する方式。同一周波数パススルー方式と周波数変換パススルー方式がある(地上アナログ放送再送信サービスにおいても基本的には同様の方式が用いられている)。なお、「パススルー」はマスプロ電工株式会社の日本の登録商標であり、ケーブルテレビ等に関するサービス・製品等における名称使用は同社が権利者となっている。 特徴 放送波の物理チャンネル毎にそのまま伝送を行うため、伝送帯域が多く必要である(連続した空きチャンネルが必要)。 デジタルサービスでは対応しているセットトップボックスが一部しかない(対策として同じチャンネルの再送信をトランスモジュレーション方式でも並行して行っているCATV局も多い)。 2011年以後に新規開局したBSの一部ではシステム構造上BSパススルーを行っていないチャンネルもある(CSでも放送されている場合はCSでの再送信とするケースも多い)。また、ジュピターテレコム(J:COM)の多くの局のように、BSパススルーを全く行っていない局も存在する。 規格等 JCL-SPEC-006 地上デジタル放送パススルー運用仕様
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