バンレイシ属の主要な種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/07/27 00:32 UTC 版)
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バンレイシ 学名:Annona squamosa、別名釈迦頭(しゃかとう)詳細はバンレイシを参照。 アテモヤ 学名:Annona atemoya、和名:アテモヤ、英名 Atemoya バンレイシとチェリモヤを掛け合わせフロリダで品種改良された品種。食感や風味がパイナップルに似ていることから、台湾では鳳梨釋迦(パイナップル釈迦頭)と呼ばれている。甘味だけの釈迦頭に比べ程よい酸味と芳香を兼ね備えているため、近年栽培され始め急に人気が出てきた。 チェリモヤ 学名:Annona cherimola、和名:チェリモヤ、英名 Cherimoya サワーソップ 学名:Annona muricata、和名:トゲバンレイシ、英名 Soursop 果実の表面に棘があることからこの和名がついた。ほどよい酸味があることから英名は付けられた。果実にはバンレイシのような石細胞が存在しないためジャリジャリとした食感はない。果実はバンレイシの2倍以上の大きさになる。 カスタードアップル 学名:Annona reticulata、和名:ギュウシンリ(牛心梨)英名 Custard-apple, Bullock's heart, Bull's heart 果実が牛の心臓に見えることからこの和名と英名が付いた。観賞用として果実の鮮やかさを優先に改良されてきた品種である。果実の生食は可能であるが、他のバンレイシ属の果実と比較し食味が劣るため、一般に流通していない。チェリモヤやアテモヤなどバンレイシ属全般の果樹をCustard-appleの名で呼ぶ場合もあるが、正確にはこのAnnona reticulataを指す。 アテモヤ (A. cherimola x A. squamosa) アテモヤ断面 サワーソップ断面 (A. muricata) チェリモヤ (A. cherimola) plantation チェリモヤ断面 A.crassiflora の果実 バンレイシ (A. squamosa) バンレイシの花 ギュウシンリ断面(A. reticulata) ウィキメディア・コモンズには、バンレイシ属に関連するカテゴリがあります。
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