バローズにとっての「折り返し地点」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/03 06:37 UTC 版)
「地底世界のターザン」の記事における「バローズにとっての「折り返し地点」」の解説
ペルシダー・シリーズでは、全7巻中の第4巻だが、ターザン・シリーズでは13作目に当たる(しかし、数え方によっては、14作目、あるいは15作目と、異同がある。厚木淳は「訳者あとがき」で16作目、と紹介している)。ターザン・シリーズは全24巻(最大で全26巻、あるいは全29作であり、こちらも「ほぼ半分」といえる。 1912年に『火星のプリンセス』で始まるバローズの作家人生は、1950年の死で一旦終了したが、生前の最後の作品は1947年の"Tarzan and the Foreign Legion"(『ターザンと外人部隊』、ハヤカワ版は未刊)であり、作家人生として考えた場合も、ほぼ半分の位置に相当する。単行本リストでは、69冊中34冊目であり、やはり半分ほどに当たる。ヘインズのリストでは、全110作(109作と欠番1つ)中、67番だが、ヘインズのリストは短編・長編問わず、ともに1作としてカウントされているので、事情は違ってくる。例えば、連作短編集『ターザンの密林物語』はシリーズでは6作目であり、12の短編から構成されているが、ヘインズのリストではそれぞれの短編にナンバリングされている(22番から37番まで。番号が12以上になっているのは、他の作品を途中に挟んでいるため)。
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