バレー・オブ・ザ・テンプルズ記念公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:29 UTC 版)
「平等院テンプル」の記事における「バレー・オブ・ザ・テンプルズ記念公園」の解説
バレー・オブ・ザ・テンプルズ記念公園は、1963年にポール・トラウズデルによって開設された民営の公園墓地である。仏教に限らずさまざまな宗教を持つ人々のための施設であり、メモリアルパーク内には仏像のほか、キリストの受難像や聖母マリア像・聖人像などキリスト教のモニュメントもある。埋葬による家族墓・個人墓のほか、火葬による遺骨の納骨や散骨など、さまざまな葬制オプションを提供している。記念公園にはさまざまな出自(日系・中国系・韓国系・ポルトガル系など)や信仰(仏教・神道・カトリック・プロテスタント・無宗教など)を持つ人々が葬られており、政治家のウォルター・ディリンガム (Walter F. Dillingham) のようなハワイの名士の墓もある。 平等院テンプルを見下ろす丘の上には、2001年にホノルルで死去した張学良の墓がある。1989年にホノルルで没したフィリピンの元大統領フェルディナンド・マルコスが最初に葬られたのも、平等院テンプルを望む個人用の墓であった(マルコスの棺は1993年にフィリピンに移された。フィリピンでの埋葬までの顛末については、フェルディナンド・E・マルコス大統領センター、フェルディナンド・マルコスの埋葬を参照)。
※この「バレー・オブ・ザ・テンプルズ記念公園」の解説は、「平等院テンプル」の解説の一部です。
「バレー・オブ・ザ・テンプルズ記念公園」を含む「平等院テンプル」の記事については、「平等院テンプル」の概要を参照ください。
- バレー・オブ・ザ・テンプルズ記念公園のページへのリンク