バベルの塔
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バベルの塔(バベルのとう、ヘブライ語: מִּגְדָּ֑ל בָּבֶ֔ל、ラテン文字:Migdal Babel)は、旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔。神話とする説が支配的だが、一部の研究者は紀元前6世紀のバビロンのマルドゥク神殿に築かれたエ・テメン・アン・キのジッグラト(聖塔)の遺跡と関連づけた説を提唱する[1][2]。
注釈
出典
- ^ 宇田進『新キリスト教辞典』いのちのことば社、1991年9月。ISBN 4264012589。
- ^ アンドレ・パロ『聖書の考古学 ノアの箱舟とバベルの塔』みすず書房、1958年5月。 NCID BA69690817。
- ^ 岩波書店発刊 広辞苑-第四版-2095頁、項目「バベルの塔」より。
- ^ フェデリコ・バルバロ「創世記」『聖書』、講談社、p.24、2007年第16刷(1980年第1刷)
- ^ 日本聖書学研究所 (1975). 聖書外典偽典 第4巻 -旧約聖書偽典Ⅱ-. 教文館. pp. 55. ISBN 978-4-7642-1904-5
- ^ フラウィウス・ヨセフス 秦剛平訳 (1982). ユダヤ古代誌〈1~2〉. 山本書店. pp. 72-75. ASIN B000J7JBWM
- ^ 「バベルの塔」現代日本に出現したら 芸大チーム試算朝日新聞デジタル(2017年4月21日)
- ^ 紀伊國屋書店刊 タロット大全-歴史から図像まで(著:伊泉龍一)
- 1 バベルの塔とは
- 2 バベルの塔の概要
- 3 バベルの塔を主題とする作品
- 4 その他
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