バナバの研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 08:24 UTC 版)
山崎和男広島大学名誉教授は、細胞を用いた実験でバナバ葉に含まれるコロソリン酸がインスリンと同じように糖を細胞内に速やかに吸収させること、即ちコロソリン酸の糖の移動活性を発見し、論文として発表した。また近年の研究では、鈴鹿医療科学大学三浦俊宏助教授によって、コロソリン酸が細胞内のタンパク質Glut4を惹起し、糖を細胞内に取り込むメカニズムを解明するとともに、動物実験によってコロソリン酸の血糖上昇抑制作用を確認した。また先端医療振興財団 臨床研究情報センターの福島光夫医学博士の研究により、ヒトに対してもコロソリン酸が血糖値上昇抑制作用があることを確認し論文として発表した。
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