バッファロー・ビルズの3回目の挑戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 05:37 UTC 版)
「第27回スーパーボウル」の記事における「バッファロー・ビルズの3回目の挑戦」の解説
ビルズは3年連続でスーパーボウルに敗れた最初のチームとなった。プロボウルには12人の選手が選ばれ、レギュラーシーズン中は彼らのノーハドル・オフェンスはリーグ2位の6,114ヤードを獲得しラッシングオフェンスはリーグ1位の2,436ヤードを稼いだ。ランニングバックのサーマン・トーマスは1,487ヤードを走り9TDをあげると共に58回のキャッチで626ヤード、3TDをあげた。ケネス・デービスは613ヤードを走ると共に15回のキャッチで80ヤードを獲得した。クォーターバックのジム・ケリーはパス462本中269本を成功、3,457ヤード、23タッチダウンパス、19インターセプトの成績を残した。ワイドレシーバーのアンドレ・リードは65回のキャッチで913ヤード、3TDをあげ、ジェームズ・ロフトンは51回のキャッチで786ヤード、6TD、ドン・ビービーは33回のキャッチで554ヤード、2TD、タイトエンドのピート・メッツェラーズは30回のキャッチで298ヤード、6TDをあげた。リーグでもトップクラスのオフェンスラインはウィル・ウルフォード、ジム・リッチャー、ハワード・バラード、ケント・ハルらプロボウルに選ばれたことのある選手で構成された。 ディフェンスラインはブルース・スミス(14サック)、前年怪我のためシーズンのほとんどを欠場したジェフ・ライト(6サック、1ファンブルリカバー)に率いられた。ラインバッカーにはダリル・タリー(77タックル、4サック)、シェーン・コンラン(66タックル、2サック、1インターセプト)、プロボウルに選ばれたコーネリアス・ベネット(52タックル、4サック、3ファンブルリカバー)らに率いられた。ディフェンスバックでは2年目のヘンリー・ジョーンズがNFLトップの8インターセプトで2リターンTD、マーク・ケルソーが7インターセプト、プロボウルに選ばれたネイト・オドムスが5インターセプトをあげた。 レギュラーシーズン最終週のヒューストン・オイラーズに敗れて11勝5敗となったチームは同率で終えたマイアミ・ドルフィンズに地区優勝を奪われワイルドカードでプレーオフに進出した。そのためプレーオフ初戦を勝ち上がってもスーパーボウルに出場するにはロードで2連勝する必要が生まれた。さらにオイラーズ戦でひざを負傷したケリーはプレーオフ2試合を欠場することとなった。
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