バサースト島_(カナダ)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > バサースト島_(カナダ)の意味・解説 

バサースト島 (カナダ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/02 04:20 UTC 版)

バサースト島の衛星写真(写真中央)

バサースト島(Bathurst Island)は、カナダクイーンエリザベス諸島にあるヌナブト準州に属する。面積は16,042km2無人島

西暦1000年頃の島は現在よりも暖かかったと考えられており、チューレ人が居住していた。1819年にイギリスの探検家ウィリアム・パリーがこの島を「発見」した。名前の由来は、当時イギリスの 戦争・植民地相 であった第3代バサースト伯爵ヘンリー・バサーストから[1]

バサースト島には1960年代から1970年代にかけて北磁極があった。北磁極は絶えず移動しており、2005年時点では北緯83度付近にあって北上を続けている。[2]

島の大部分は極地砂漠であるが、湿地オアシスが点在している。湿地にはツンドラおよびスゲコケ植物地衣類などの生える草地があり、昆虫シギチドリ類およびホッキョクグマが生息している。一部は1982年にラムサール条約登録地となった[3]

脚注

  1. ^ Finlayson, Doug. "Bathurst Island". In James H. Marsh (ed.). The Canadian Encyclopedia. The Historica Dominion Institute. 2010年12月4日閲覧
  2. ^ 京都大学大学院理学研究科附属地磁気世界資料解析センター
  3. ^ Polar Bear Pass | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2001年1月1日). 2023年4月1日閲覧。

関連項目

外部リンク


「バサースト島 (カナダ)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バサースト島_(カナダ)」の関連用語

バサースト島_(カナダ)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バサースト島_(カナダ)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバサースト島 (カナダ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS