ハドラー・ハウスと市の倉庫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 19:05 UTC 版)
「オッテルンドルフ」の記事における「ハドラー・ハウスと市の倉庫」の解説
街の中央、マルクト通り沿いに、印象的なレンガ造りの建物がある。この大きな赤い建物は1792年に商人の家兼穀物庫として建設され、19世紀にはホテルとして利用されたが、その後税務署となった。1982年からはザムトゲマインデ・ハーデルンの、2011年からはザムトゲマインデ・ラント・ハーデルンの役所として利用されている。家の中央に印刷機がある。中庭の左手は、18世紀末に建設された市の倉庫につながっている。この建物は元々倉庫として利用されていたが、現在は人気のよく利用されるイベント会場となっている。 2009年のバイパス道路 B73a の建設と2013年のオッテルンドルフ内市街の近代的改造が完了したことにより、この2棟の建物周辺の交通量は大幅に軽減された。 1991年から、芸術史家ウルリーケ・シックの美術館が運営されている。ほぼカタログ付きで年に4回の入れ替え展示がなされている。入れ替え展示の国際的な貸し出し品は、その都度選ばれたコレクションの一部で補完され、建物の2つのフロアを使って展示される。クックルハーフェン郡は美術館の運営者として、入れ替え展示ごとに作品を買い上げており、コレクションの質の向上と完全性に寄与している。スタジオ A(現在は抽象芸術美術館)の愛好・振興会、ニーダーザクセン貯蓄銀行基金、ハノーファー保険グループ VGH、および篤志家による長期的な貸与が、さらなるコレクションの充実に貢献している。
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