ハイジャック・バックブリーカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 10:09 UTC 版)
「バックブリーカー」の記事における「ハイジャック・バックブリーカー」の解説
極悪十字架固め、飛行機強奪式背骨折りとも呼ばれる。カナダ式のように相手を仰向けに上方へ担ぎ上げたあと、自分の両腕で相手の両上腕部をクラッチして、相手を背中合わせに吊し上げて脊椎にダメージを与える。この時に、より前方に相手を担ぎ上げて、自らの頭を相手の背中に押し当ててさらにダメージを大きくすることもある。また、カナダ式同様に自分の体を上下へ揺らしたり、回転して相手を振り回したりして、その衝撃でダメージを増加させる場合も多い。 ドン・レオ・ジョナサン、マスクド・スーパースター、シッド・ビシャスなどの大型選手が使用していた。日本プロレス時代のアントニオ猪木は、コブラツイストや卍固めを相手にかける前に、この技で背骨へダメージを与えておくことが多かった。レイザー・ラモン(スコット・ホール)は、この技の体勢から相手を前方に投げ捨てるパワーボムをレイザーズ・エッジ(アウトサイダーズ・エッジ)と称して用いた。同じくパワーボム系の派生技として、BTボム(スプラッシュ・マウンテン)やバッドラック・フォールなどがある。
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