ハイシー (ビタミン飲料)とは? わかりやすく解説

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ハイシー (ビタミン飲料)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/01 20:54 UTC 版)

ハイシー』(英文表記: HICEE)は、アリナミン製薬(旧:武田コンシューマーヘルスケア)が製造販売するビタミン主薬製剤のブランドネームである。

製品概要

1961年3月に武田薬品工業ビタミンCを配合した初代の「ハイシー」を発売。

ビタミンC主薬製剤がメインであるが、1995年(平成7年)にビタミンB2B6主薬製剤が登場したことで、ビタミン剤のブランドに発展。2000年(平成12年)からは「ハイシー」ブランドの栄養ドリンク剤も発売されている。

日本国内向けコンシューマーヘルスケア事業の分社化に伴い、2017年4月1日から武田コンシューマーヘルスケア(2021年4月1日にアリナミン製薬に社名変更)の取扱となった。

歴史

  • 1961年昭和36年)3月 - ビタミンC製剤の錠剤「ハイシー」を発売。
  • 1962年(昭和37年)6月 - ビタミンC製剤「ハイシー顆粒」を発売。
  • 1965年(昭和40年)11月 - 薬局・薬店で構成される取扱店組織「タケダ会」を発足。
  • 1966年(昭和41年)4月 - 一般用医薬品としてビタミンC・ビオチン・ビタミンB6配合「ハイシーA」を発売。
  • 1974年(昭和49年)8月 - 一般用医薬品としてビタミンC・ビオチン・ビタミンB6配合「ハイシーAソフト顆粒」を発売。
  • 1978年(昭和53年)4月 - 医療用医薬品として調剤用製品「ハイシー錠・ハイシー散」を発売。
  • 1978年(昭和53年)9月 - 医療用医薬品の調剤用製品「ハイシー顆粒「タケダ」」を発売。
  • 1980年(昭和55年)12月 - ビタミンC製剤「ハイシーS」を発売。
  • 1983年(昭和58年) - 「ハイシーS」の300錠を発売。
  • 1989年平成元年) - チュアブルタイプのビタミンC製剤「ハイシーL」を発売。
  • 1994年(平成6年) - ハイシーLが新容量(ケース付き40錠、ケースなし詰め替え用60錠・100錠)にリニューアルして発売。
  • 1995年(平成7年) - ビタミンB2B6製剤「ハイシーBメイト」を発売。
  • 1996年(平成8年) - ビタミンCが1000mg配合した細粒タイプの「ハイシー1000」、チュアブルタイプの「ハイシープラス」を発売。
  • 1997年(平成9年) - ビタミンE・C製剤「ハイシーピゼア」を発売。
  • 2000年(平成12年) - ビフィズス菌とビタミンを配合した整腸薬「ハイシービフィーズ」(医薬品)、ビタミンC製剤「ハイシーホワイト」(医薬品)、栄養ドリンク剤「ハイシーCE Time」(医薬部外品)を発売。
  • 2001年(平成13年) - ビタミンE・C製剤「ハイシーEクラス」を発売。
  • 2002年(平成14年) - 1日2回服用のビタミンC製剤「ハイシーホワイト2」を発売。
  • 2003年(平成15年) - 1日1回服用のビタミンB2B6製剤「ハイシーBメイト2」を発売。
  • 2011年(平成23年) - 発売50周年。指定医薬部外品の栄養ドリンク剤「ハイシードリンク」(販売名:ポリタンC)を発売。
  • 2014年(平成26年) - 糖類ゼロの指定医薬部外品の栄養ドリンク剤「ハイシーバランス」、通信販売向けの「ハイシー細粒」を発売。
  • 2016年(平成28年) - 発売55周年。指定医薬部外品の栄養ドリンク剤「ハイシーローヤル」を発売。
  • 2017年(平成29年) -
    • 日本国内向けコンシューマーヘルスケア事業の分社化に伴い、武田コンシューマーヘルスケア(現:アリナミン製薬)へ移管。
    • 指定医薬部外品の栄養ドリンク剤(ビタミン含有保健剤)の承認基準改正に伴い、「ハイシーバランス」・「ハイシーローヤル」が新効能表示を明記したパッケージデザインに変更。

主要製品

現在

  • ハイシー錠剤シリーズ(第3類医薬品)
    • ハイシーL(「ビタミンC主薬製剤」 1989年 - 現在) - チュアブルタイプの錠剤
    • ハイシープラス(「ビタミンC主薬製剤」 1996年 - 現在) - チュアブルタイプの錠剤
    • ハイシーBメイト2(「ビタミンB2・ビタミンB6主薬製剤」 2003年 - 現在) - 白いシュガーレスの薄型糖衣錠
  • ハイシー顆粒・細粒シリーズ(ハイシー細粒は通信販売向けの指定医薬部外品、ハイシー1000は第3類医薬品)
    • ハイシー細粒(「ビタミンC主薬製剤」 2014年 - 現在)
    • ハイシー1000(「ビタミンC主薬製剤」 1996年 - 現在)

過去

  • ハイシー - 「ハイシーS」へ継承
  • ハイシー顆粒(当初は一般用医薬品だったが、現在は医療用医薬品となっている)
  • ハイシーA
  • ハイシーAソフト顆粒
  • ハイシー錠(医療用医薬品)
  • ハイシー散(医療用医薬品)
  • ハイシーS - 水で服用する錠剤タイプ。携帯に便利なチュアブルタイプの「ハイシーL」へ継承
  • ハイシーBメイト - 「ハイシーBメイト2」へ継承
  • ハイシーピゼア - 「ハイシーEクラス」へ継承
  • ハイシーホワイト - 「ハイシーホワイト2」へ継承
  • ハイシーホワイト2【第3類医薬品】 - 白いシュガーレスの薄型糖衣錠、アリナミン製薬ダイレクト専売品の「メラノホワイト」へ移行
  • ハイシーEクラス
  • ハイシービフィーズ(整腸薬) - 「ビオフェルミンVC」へ継承(製造元:ビオフェルミン製薬、2017年10月に販売を大正製薬へ移管)
  • ハイシーCE Time(シイタイム)【医薬部外品】(栄養ドリンク剤)
  • ハイシードリンク【指定医薬部外品】(栄養ドリンク剤、販売名:ポリタンC) - 「ハイシーバランス」へ継承(製造元:日本製薬
  • ハイシーバランス【指定医薬部外品】(栄養ドリンク剤)
  • ハイシーローヤル【指定医薬部外品】(栄養ドリンク剤)

CM出演者

過去

関連項目




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