ノベルティのゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/07 08:25 UTC 版)
1980年代から1990年代にかけて、企業がノベルティグッズとしてゲームソフトを作ることが流行した。味の素の『もと子ちゃんのワンダーキッチン』(1993年)や日清食品の『U.F.O.仮面ヤキソバン ケトラーの黒い陰謀』(1994年)といった、完全なオリジナル作品として企画製作されたものや、永谷園の『帰ってきたマリオブラザーズ』(1988年)など、市販品の特別バージョンを提供したものなどがある。 特に日清食品は1993年から1995年にかけて『U.F.O.』の大掛かりなキャンペーンを行い、1994年のキャンペーンでは「ヤキソバン一輪車」「ヤキソバン変身寝袋」などとともに、非売品のスーパーファミコン用ゲームソフト「UFO仮面ヤキソバン」をノベルティとして応募者にプレゼントした。当時はスーパーファミコンの流行がピークであったこともあり、最盛期には中古市場で数万円前後のプレミアム価格を記録したとされる。 なお『UFO仮面ヤキソバン』はあまりの人気から、キャンペーン終了から数か月後にプレゼント版から若干手直しされた市販版が発売されて、中古価格が暴落した。
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